テープ起こしに向く性格
テープ起こしの仕事を、派遣の単発の仕事でやったことがあります。これは今までやった仕事の中で、一番自分の性格に合っていました。
ただ黙々と、ヘッドホンで音を確認しながらキーボードを叩いていく、そのスタイルが私には合っていたのです。
もともとそうした単純作業が好きな方だったので、長時間の勤務もまったく苦にはなりませんでした。
また文章をタイプ打ちすることも大好きだったので、そういう点でも私にはうってつけの仕事と言えました。
テープ起こしする文章の内容は、日によってさまざまだったのですが、特に政治に関しての仕事を受けたときには、その内容も大変勉強になりました。
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もともと専門用語を知っていないと正確な聞きとりは出来ませんから、基礎知識は必死です。
わからない単語は、後できちんと確認して、あいまいなまま終わらせないよう仕上げました。
一番苦労したのは、話の切れ目をみつけることです。
話し手の言葉がいったん終わったと思われるタイミングでいったん音声をとめ、タイプを打っていくわけですが、音声をとめた瞬間に何か言葉が発せられていることがあります。
その場合、少し前からもう一度聞き直す必要がでてくるわけです。
この聞き直しは、正確な仕上がりのためには必要なことではありますが、時間を取られるのも確かでした。
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どこが話の切れ目か、そのみきわめが、テープ起こし完成までの時間に、大きく関わってくると感じました。このテープ起こしは、やる人の技量で仕上がりが全然違うと思います。
クライアントの要望にもよるのですが、もし時間はかかってもものすごく正確なものが欲しいのなら、テープ起こしをする人材には慎重な人が最適です。また、もし正確さを犠牲にしても、内容さえある程度わかればいい、細かいニュアンスは問わないというのなら、とにかくタイプスピードの速い人が作業にあたるのがいいでしょう。
テープ起こしには正確さも仕上がりの早さもどちらも大事な要素ですが、どちらをより優先させるかは、クライアント次第だと思います。

